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Channel: バイクと工作に没頭する日記
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プーリー制作

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今回はプーリーを制作します。
プーリー自体は、既製品の物を追加加工していきます。
まず使うプーリー↓
イメージ 1

旋盤での加工があるので、まずフランジを外しますが、また取り付けるので丁寧に外します。
イメージ 2

中心から均等に、6箇所穴あけをします。
途中経過を撮り忘れたのでいきなり完成です。
イメージ 3

旋盤にセットして不要な部分を削ります。
イメージ 4

これでフランジを含めて195gです。
欲を言えば、もっと軽くしたいのですが限界です。
これでぷーりーの加工は、おしまい。
次はフライホイールの加工です。
プーリーの穴に合うようにフライスで均等に穴あけをして、ネジを切ります。
イメージ 5

完成した二つの部品。
イメージ 6

合体!!!!
イメージ 7

エンジンにフライホイールを戻してベルトを張ります。
イメージ 8

予定だと、この段階ではベルトが緩くテンショナーで調整するつもりだったのですが、テンショナーの入る隙間が無くなりました。
もう少し長いベルトを買いなおして、テンショナーを入れます。

でもベルトの張りも丁度いいので、とりあえずエンジンを始動してタービンを回して見たいです。
エンジンをかけると、タービンの音が聞こえます。 でもベルトの音の方が大きい?
タービンの出口に手をかざして見ると風が来ますが風量は足りるのか?
とりあえずこのまま進みます。
このまま動画をとっても、判りにくいのでタービン吹き出し口に、ゴム手袋を付けました。

見事、割れました。
ブーストかかるかな?

撮り溜めていた写真も動画も無くなったので、次回の更新は少し先になりそうです。


A/Fメーター(空燃比計)取り付け

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とりあえずタービンが動くようになったので、メーター類を付けていきます。
ブースト計は取り付けのときに写真を撮り忘れたので、途中経過がありません。
使用するA/F計は、オートゲージのワイドバンドA/Fメーターです。(BOSCHのセンサー付き)
イメージ 1

取り付け自体は難しくありませんが、溶接作業が有るので溶接環境が無い人には敷居が高いかもしれません。
まず同封されている、センサー固定用のネジを溶接します。
エイプなどの小型のエンジンは、このセンサー自体が排気抵抗に成りそうで少し気になります。
もう少しセンサーが、小さくなれば良いのですが。
センサー固定用のネジも大きいのでホールソーで穴を開けます。
イメージ 2

隙間が大きいですが気にせず溶接していきます。
イメージ 3

結構綺麗に溶接できました。(さすがTIG!!)
後はセンサーを付けて電源を繋いで、おしまいです。
イメージ 4

取り付けたメーターは、こんな感じ。
イメージ 5

数値が正しいかは、謎ですが多分大丈夫です。
次回は、いよいよタービンとスロットルボディーを接続します。

タービンとの接続

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いよいよタービンと、スロットルボディの接続パイプ制作です。
まず35mmのパイプを切り出していきます。
イメージ 1

次はフライスで端面を処理します。
イメージ 2

アルファベットを振ってあるので図面に合わせて2個ずつ溶接します。
イメージ 3

さらに溶接していきます。(アルミの溶接はやはり難しい。)
イメージ 4

残りを溶接して完成です。
イメージ 5

接続パイプの完成です。
早速取り付けてみます。
イメージ 6

パイプが長く遠回りを、してるように見えます。
一応、実車に取り付けたときに、フレームを避けられるであろう場所にしてあります。(実際あわせてないので不明ですが・・・。)
ここまで来たら、やっぱエンジンをかけて見たくなります。
まだ、燃調をする準備が整ってないので無理は出来ませんが。
エンジンを掛けます。

結果は、一応ブーストは掛かりますが、0.1程度です。
やはりタービンの回転数が不足しているようです。
でも、ブーストが0.1掛かるということは、数%ですがエンジン出力を上げられるということだと思います。
今後その他の補助パーツを追加していきながら、タービンの回転数を上げる方法を考えていきます。
まずは、現状のタービン回転数約40000RPMから100000RPMを目指して設計を見直します。

デジタル点火・エキサイタコイル・・・。

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もう何度目かのエキサイタコイルの断線・・・。
原因を推測して見る。
・純正に比べて耐熱性が低いため熱による破損。
・セルモーター対応にするために、巻き数を増やしているのが問題。
(低回転時の始動性は向上するが、高回転時には、電圧が上がりすぎる?)
何か良い方法を思いつくまで、とりあえず純正に戻しておきます。
セルモーターが使えないのが痛いですね。

エキサイタコイルとは無関係でしょうが、arduinoを利用した点火装置も壊れました。
アイドリングは問題ないのですが、高回転に上げようとするとarduinoにリセットが掛かるようです。
リセット後再起動すれば普通に始動します。
多分ノイズのが原因だと思いますが、まだチェックしていません。
点火装置もPOSHのCDIに戻しました。
自作版の方が調子が良かっただけに残念です。(やっぱ素人制作の物は、信頼性が低いです)

同じ場所が何度も壊れると、テンション↓↓↓なので気分転換にバッテリーの大型化と移設ついでに収納も移設しました。
イメージ 1

バッテリーは軽自動車などに使われる物にしました。(結構重い・・・。)
物を入れてみた。
イメージ 2

以前の物よりも少しだけ容量アップしました。

過給機のほうは、少しずつ進んでいますが、次の段階に進む前に試したいことが有るので、その準備をしています。
近いうちにアップできるかも・・・?

エンジン動力計みたいな物を作りたい①

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前回の、更新から1ヶ月以上が経ってしまいましたが、その間も亀のようにゆっくり進んでいます。
とりあえず、エンジンの過給が出来るとこまで来ました。
この状態ではエンジンの変化が判りません。
一番良いのは、車体に搭載してダイナモの有る店でパワーチェックをしてもらうのが良いのですが、近所には無いのと車体を買う気には成らないので、試しにエンジン動力計みたいな物を作ってみます。(上手く行けば面白いです。)

色々調べて見るとエンジン動力計は色々ありますが、そのどれもが個人では制作が難しい物ばかりです。
なので今回は、機能を減らしてエンジンが何馬力出てるか測るのではなくて、前の状態からどのように変化したか計測して見たいです。
まずエンジンに走行状態に近い負荷を掛けたいので方法を考えます。
・仮の車軸を作ってブレーキで負荷をかける・・・常に同じ負荷を掛けるのが難しいので×
・水車を付けて水の抵抗で負荷をかける・・・同じ負荷を掛けるのは良いが作るのがメンドクサイ×
・色々考えている時に動画で自動車のオルタネータで発電してる人が居た・・・負荷を一定に出来るし消費電力量で負荷をコントロールできそうで◎
早速オルタネーターを買って見た¥1197
なるべく安くてアンペア数の大きいのを探しました平成11年セドリック用110A
イメージ 1

まずベルトからスプロケに変更します。
イメージ 2

オルタネータのシャフトが短くてナットがほとんど掛かってません・・・。
エンジンベンチへの取り付け。
イメージ 3

チェーンを張って取り付けは、完成。
結局ナットをやめて、溶接しました、オルタネータ自体が安い部品なので気に成りません。
イメージ 4

とりあえず仮の配線でテストしたら問題なく発電しました。
後は負荷になる電球を沢山用意してテストします。
アリエキで注文した電球が、まだ届かないので今回はここまでです。

エンジン動力計みたいな物を作りたい②

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暫くぶりのアップです、大分サボっていました。
前回アリエキからの部品待ちをしていましたが、無事届きました。
イメージ 1
イメージ 2

一個100WのH3のバルブです。
計算上の必要個数プラスαです。
この電球で電気的負荷を作ります。

まずアルミのアングルに電球を取り付けられる穴を開けていきます。
最初に下穴です。
イメージ 3

空けた下穴をニブラで四角に広げます。
イメージ 4

この後、リレーとスイッチを付けて完成です。
最初はロータリースイッチを付ける予定でしたが普通のスイッチに変えました。
イメージ 5

エンジンベンチに取り付けた様子です。
かなり配線が、ごちゃごちゃです。
イメージ 6

点灯させて見ました。
イメージ 7

良い感じに負荷が生まれています。
とりあえず電球は8個付けていますが、全てに電気を流すと回転が上がれなくなりました。
線を引き抜いて6個にしています。回転は上がりますが、少し上がり方が早すぎるようです。
感覚としては、2速で走ってるような感覚です。
出来れば3速か4速で走るような回転の上昇が望ましいので、今後調整していきます。
とりあえず負荷を作り出すことは出来たので、今後は測定用のセンサーやロガーの制作に入ります。

エンジン動力計みたいな物を作りたい③

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前回で、エンジンに負荷を掛ける事が出来たので、いよいよ測定器の製作です。
いきなりエンジンでテストするのは大変なのでまず簡単なシュミレーターを作ります。
用意するのはパソコンのファン。
このファンにスリットを切ったアルミの板を取り付けます。
イメージ 1

これにフォトカプラを取り付けてスリットを検出します。
ついでにON OFFのスイッチも付けました。
イメージ 2

とりあえずフォトカプラの動作テスト。
ON OFFだけでは不便なのでコントローラーも付けました。
イメージ 3

問題なく信号を検出しています。
パソコンに記録するためにarduinoを使って回路を作ります。
まずブレットボードでテストして行きます。
イメージ 4

プログラムは、ネットにあった周波数を測るプログラムをそのまま利用しています。
パソコンで記録を保存できるのが確認できたので、このファンモーターの回転のグラフを作ってみました。
イメージ 5

横軸が時間、縦軸が回転数です。
時間は、プログラム上1マス、100ミリ秒(0.1秒)に設定していますが実際の時間は、数ミリ秒の前後があります。
ファンモータの回転上昇率は、イメージと少し違いましたが、何度試しても同じようなグラフが出来るので、多分合ってると思います。(もっとスムーズに回転上昇すると思いました。)

後はエンジン用のスリットプレートの作成と、エンジンのギア比に合わせたプログラム内の数式の変更が必要です。

エンジン動力計みたいな物を作りたい④

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オルタネーターに取り付けるためのスリットプレートの制作です。
汎用のフライスで作るのは大変なのでCNCマシンで加工します。
イメージ 1

完成品はこちら↓
イメージ 2

とりあえずオルタネーターに付けて見る。
イメージ 3

次はセンサーのステーを作る。
イメージ 4

取り付ける
イメージ 5

後は、ブレットボードで組んでいた回路をユニバーサル基板で制作する。
イメージ 6

これでハードウェアは完成!

arduinoのスケッチは↓


#include <MsTimer2.h>
#define LED_PIN 13 // フォトインタラプタ動作確認用

volatile unsigned long cnt=0,cnt_t;
volatile unsigned int tmr2_f=0;
void int_cnt(void){ cnt++; }
void int_tmr2(void){ cnt_t = cnt ; cnt = 0 ; tmr2_f = 1 ; }

void setup() {
Serial.begin(9600);
Serial.println("Arduino Program Start !!");
pinMode( 2, INPUT ); // int 0
pinMode( LED_PIN , OUTPUT );
attachInterrupt( 0 , int_cnt , RISING ); // INT0
MsTimer2::set( 100, int_tmr2 ); // 1S INT
MsTimer2::start();
}
void loop() {
if ( digitalRead( 2 )==LOW ){ digitalWrite( LED_PIN,LOW ); } else { digitalWrite( LED_PIN,HIGH ); }
if ( tmr2_f == 1 ){ tmr2_f = 0 ; 

Serial.print(" RPM = ");Serial.println( cnt_t * 600/76); 

} // if
}
ネットに有ったスケッチの数字部分を自分用に書き換えただけの物です。
これで記録した数字をオルタネータの減速比の0.71で割ればエンジン回転数が出ます。

とりあえず出来たので、早速ログを録って見ます。
エンジンはNAのノーマル状態にしてあります。
記録は合計3回録りました。
3回目の黄色い線は失敗しています。
縦軸は回転数、横軸は時間(0.1秒刻み)
イメージ 7


①でオルタネーターの、電源をONにしたので回転が少し下がります。
②でアクセルON
②~③パワーバンド前なので回転の上昇が鈍い
③パワーバンドに入り始める。
③~④パワーバンドなので回転の上昇が急激になる。
④の少し後、回転数のピーク約9500RPMくらい

なかなか、興味深いグラフになりました。
次はスーパーチャージャーを取り付けて記録を録ります。
予測では③~④の時間が短くなるかな・・・。



過給機テスト。

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いよいよ過給機をつけてのテストです。
過給機の取り付けは、簡単に終わるので早速テスト結果です。
イメージ 1

グラフを見れば、一目瞭然!
過給機をつけた方が、加速に掛かる時間が長くなってしまっている・・・。
計測結果からタービンを付けない方が馬力が出てるのが判ります。
もっと低回転からブーストが掛かるようにしないと駄目そうですね。(コンプレッサー自体を変更したほうがいいかも?)
音が勇ましかったので、もう少しましな結果に成る事を期待したのですが残念でした。

50cc過給機の結論

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前回の更新から3週間以上が過ぎました。
この3週間、インジェクションのサブコンを使い沢山の燃調を試してみました。
結果は、ほとんど変わらずパワーアップには至りませんでした。

結論としては、50ccノーマルエンジンで過給機の搭載は意味がありません。
仮説ですが、エイプFIのエンジンが3.7psで仮にタービンを回転させるために0.2ps使ってタービンで出力を5%増やしたとしても3.675psに成ってしまうので収支はマイナスです。
(数字は適当ですが、これに近い現象が起きてると思います。)

過給自体は0.1~0.08程度はできているので、もっと高出力のエンジンで試せば可能性が有るかも知れません。
もっと過給圧を上げられれば良いのですが、そのためにはさらにベルトやギアなどが増えて動作抵抗が増すので、その分を取り返せるかが問題です。
(個人的な印象では、無理っぽい)


今回の実験で使ったエンジンは、近いうちにヤフオクなどで売ります。(自分は、あまりFIのエンジンが好きではないので・・・。)
タービンを付けたままで売るかノーマルに戻して売るかは、まだ決めていません。

少し、仕事が忙しくなってきたので、次回更新は先になりそうです。
久しぶりにマイクロカーのエンジンをチューンするのもいいかも。


プーリー制作

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今回はプーリーを制作します。
プーリー自体は、既製品の物を追加加工していきます。
まず使うプーリー↓
イメージ 1

旋盤での加工があるので、まずフランジを外しますが、また取り付けるので丁寧に外します。
イメージ 2

中心から均等に、6箇所穴あけをします。
途中経過を撮り忘れたのでいきなり完成です。
イメージ 3

旋盤にセットして不要な部分を削ります。
イメージ 4

これでフランジを含めて195gです。
欲を言えば、もっと軽くしたいのですが限界です。
これでぷーりーの加工は、おしまい。
次はフライホイールの加工です。
プーリーの穴に合うようにフライスで均等に穴あけをして、ネジを切ります。
イメージ 5

完成した二つの部品。
イメージ 6

合体!!!!
イメージ 7

エンジンにフライホイールを戻してベルトを張ります。
イメージ 8

予定だと、この段階ではベルトが緩くテンショナーで調整するつもりだったのですが、テンショナーの入る隙間が無くなりました。
もう少し長いベルトを買いなおして、テンショナーを入れます。

でもベルトの張りも丁度いいので、とりあえずエンジンを始動してタービンを回して見たいです。
エンジンをかけると、タービンの音が聞こえます。 でもベルトの音の方が大きい?
タービンの出口に手をかざして見ると風が来ますが風量は足りるのか?
とりあえずこのまま進みます。
このまま動画をとっても、判りにくいのでタービン吹き出し口に、ゴム手袋を付けました。

見事、割れました。
ブーストかかるかな?

撮り溜めていた写真も動画も無くなったので、次回の更新は少し先になりそうです。

A/Fメーター(空燃比計)取り付け

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とりあえずタービンが動くようになったので、メーター類を付けていきます。
ブースト計は取り付けのときに写真を撮り忘れたので、途中経過がありません。
使用するA/F計は、オートゲージのワイドバンドA/Fメーターです。(BOSCHのセンサー付き)
イメージ 1

取り付け自体は難しくありませんが、溶接作業が有るので溶接環境が無い人には敷居が高いかもしれません。
まず同封されている、センサー固定用のネジを溶接します。
エイプなどの小型のエンジンは、このセンサー自体が排気抵抗に成りそうで少し気になります。
もう少しセンサーが、小さくなれば良いのですが。
センサー固定用のネジも大きいのでホールソーで穴を開けます。
イメージ 2

隙間が大きいですが気にせず溶接していきます。
イメージ 3

結構綺麗に溶接できました。(さすがTIG!!)
後はセンサーを付けて電源を繋いで、おしまいです。
イメージ 4

取り付けたメーターは、こんな感じ。
イメージ 5

数値が正しいかは、謎ですが多分大丈夫です。
次回は、いよいよタービンとスロットルボディーを接続します。

タービンとの接続

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いよいよタービンと、スロットルボディの接続パイプ制作です。
まず35mmのパイプを切り出していきます。
イメージ 1

次はフライスで端面を処理します。
イメージ 2

アルファベットを振ってあるので図面に合わせて2個ずつ溶接します。
イメージ 3

さらに溶接していきます。(アルミの溶接はやはり難しい。)
イメージ 4

残りを溶接して完成です。
イメージ 5

接続パイプの完成です。
早速取り付けてみます。
イメージ 6

パイプが長く遠回りを、してるように見えます。
一応、実車に取り付けたときに、フレームを避けられるであろう場所にしてあります。(実際あわせてないので不明ですが・・・。)
ここまで来たら、やっぱエンジンをかけて見たくなります。
まだ、燃調をする準備が整ってないので無理は出来ませんが。
エンジンを掛けます。

結果は、一応ブーストは掛かりますが、0.1程度です。
やはりタービンの回転数が不足しているようです。
でも、ブーストが0.1掛かるということは、数%ですがエンジン出力を上げられるということだと思います。
今後その他の補助パーツを追加していきながら、タービンの回転数を上げる方法を考えていきます。
まずは、現状のタービン回転数約40000RPMから100000RPMを目指して設計を見直します。

デジタル点火・エキサイタコイル・・・。

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もう何度目かのエキサイタコイルの断線・・・。
原因を推測して見る。
・純正に比べて耐熱性が低いため熱による破損。
・セルモーター対応にするために、巻き数を増やしているのが問題。
(低回転時の始動性は向上するが、高回転時には、電圧が上がりすぎる?)
何か良い方法を思いつくまで、とりあえず純正に戻しておきます。
セルモーターが使えないのが痛いですね。

エキサイタコイルとは無関係でしょうが、arduinoを利用した点火装置も壊れました。
アイドリングは問題ないのですが、高回転に上げようとするとarduinoにリセットが掛かるようです。
リセット後再起動すれば普通に始動します。
多分ノイズのが原因だと思いますが、まだチェックしていません。
点火装置もPOSHのCDIに戻しました。
自作版の方が調子が良かっただけに残念です。(やっぱ素人制作の物は、信頼性が低いです)

同じ場所が何度も壊れると、テンション↓↓↓なので気分転換にバッテリーの大型化と移設ついでに収納も移設しました。
イメージ 1

バッテリーは軽自動車などに使われる物にしました。(結構重い・・・。)
物を入れてみた。
イメージ 2

以前の物よりも少しだけ容量アップしました。

過給機のほうは、少しずつ進んでいますが、次の段階に進む前に試したいことが有るので、その準備をしています。
近いうちにアップできるかも・・・?

エンジン動力計みたいな物を作りたい①

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前回の、更新から1ヶ月以上が経ってしまいましたが、その間も亀のようにゆっくり進んでいます。
とりあえず、エンジンの過給が出来るとこまで来ました。
この状態ではエンジンの変化が判りません。
一番良いのは、車体に搭載してダイナモの有る店でパワーチェックをしてもらうのが良いのですが、近所には無いのと車体を買う気には成らないので、試しにエンジン動力計みたいな物を作ってみます。(上手く行けば面白いです。)

色々調べて見るとエンジン動力計は色々ありますが、そのどれもが個人では制作が難しい物ばかりです。
なので今回は、機能を減らしてエンジンが何馬力出てるか測るのではなくて、前の状態からどのように変化したか計測して見たいです。
まずエンジンに走行状態に近い負荷を掛けたいので方法を考えます。
・仮の車軸を作ってブレーキで負荷をかける・・・常に同じ負荷を掛けるのが難しいので×
・水車を付けて水の抵抗で負荷をかける・・・同じ負荷を掛けるのは良いが作るのがメンドクサイ×
・色々考えている時に動画で自動車のオルタネータで発電してる人が居た・・・負荷を一定に出来るし消費電力量で負荷をコントロールできそうで◎
早速オルタネーターを買って見た¥1197
なるべく安くてアンペア数の大きいのを探しました平成11年セドリック用110A
イメージ 1

まずベルトからスプロケに変更します。
イメージ 2

オルタネータのシャフトが短くてナットがほとんど掛かってません・・・。
エンジンベンチへの取り付け。
イメージ 3

チェーンを張って取り付けは、完成。
結局ナットをやめて、溶接しました、オルタネータ自体が安い部品なので気に成りません。
イメージ 4

とりあえず仮の配線でテストしたら問題なく発電しました。
後は負荷になる電球を沢山用意してテストします。
アリエキで注文した電球が、まだ届かないので今回はここまでです。

エンジン動力計みたいな物を作りたい②

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暫くぶりのアップです、大分サボっていました。
前回アリエキからの部品待ちをしていましたが、無事届きました。
イメージ 1
イメージ 2

一個100WのH3のバルブです。
計算上の必要個数プラスαです。
この電球で電気的負荷を作ります。

まずアルミのアングルに電球を取り付けられる穴を開けていきます。
最初に下穴です。
イメージ 3

空けた下穴をニブラで四角に広げます。
イメージ 4

この後、リレーとスイッチを付けて完成です。
最初はロータリースイッチを付ける予定でしたが普通のスイッチに変えました。
イメージ 5

エンジンベンチに取り付けた様子です。
かなり配線が、ごちゃごちゃです。
イメージ 6

点灯させて見ました。
イメージ 7

良い感じに負荷が生まれています。
とりあえず電球は8個付けていますが、全てに電気を流すと回転が上がれなくなりました。
線を引き抜いて6個にしています。回転は上がりますが、少し上がり方が早すぎるようです。
感覚としては、2速で走ってるような感覚です。
出来れば3速か4速で走るような回転の上昇が望ましいので、今後調整していきます。
とりあえず負荷を作り出すことは出来たので、今後は測定用のセンサーやロガーの制作に入ります。

エンジン動力計みたいな物を作りたい③

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前回で、エンジンに負荷を掛ける事が出来たので、いよいよ測定器の製作です。
いきなりエンジンでテストするのは大変なのでまず簡単なシュミレーターを作ります。
用意するのはパソコンのファン。
このファンにスリットを切ったアルミの板を取り付けます。
イメージ 1

これにフォトカプラを取り付けてスリットを検出します。
ついでにON OFFのスイッチも付けました。
イメージ 2

とりあえずフォトカプラの動作テスト。
ON OFFだけでは不便なのでコントローラーも付けました。
イメージ 3

問題なく信号を検出しています。
パソコンに記録するためにarduinoを使って回路を作ります。
まずブレットボードでテストして行きます。
イメージ 4

プログラムは、ネットにあった周波数を測るプログラムをそのまま利用しています。
パソコンで記録を保存できるのが確認できたので、このファンモーターの回転のグラフを作ってみました。
イメージ 5

横軸が時間、縦軸が回転数です。
時間は、プログラム上1マス、100ミリ秒(0.1秒)に設定していますが実際の時間は、数ミリ秒の前後があります。
ファンモータの回転上昇率は、イメージと少し違いましたが、何度試しても同じようなグラフが出来るので、多分合ってると思います。(もっとスムーズに回転上昇すると思いました。)

後はエンジン用のスリットプレートの作成と、エンジンのギア比に合わせたプログラム内の数式の変更が必要です。

エンジン動力計みたいな物を作りたい④

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オルタネーターに取り付けるためのスリットプレートの制作です。
汎用のフライスで作るのは大変なのでCNCマシンで加工します。
イメージ 1

完成品はこちら↓
イメージ 2

とりあえずオルタネーターに付けて見る。
イメージ 3

次はセンサーのステーを作る。
イメージ 4

取り付ける
イメージ 5

後は、ブレットボードで組んでいた回路をユニバーサル基板で制作する。
イメージ 6

これでハードウェアは完成!

arduinoのスケッチは↓


#include <MsTimer2.h>
#define LED_PIN 13 // フォトインタラプタ動作確認用

volatile unsigned long cnt=0,cnt_t;
volatile unsigned int tmr2_f=0;
void int_cnt(void){ cnt++; }
void int_tmr2(void){ cnt_t = cnt ; cnt = 0 ; tmr2_f = 1 ; }

void setup() {
Serial.begin(9600);
Serial.println("Arduino Program Start !!");
pinMode( 2, INPUT ); // int 0
pinMode( LED_PIN , OUTPUT );
attachInterrupt( 0 , int_cnt , RISING ); // INT0
MsTimer2::set( 100, int_tmr2 ); // 1S INT
MsTimer2::start();
}
void loop() {
if ( digitalRead( 2 )==LOW ){ digitalWrite( LED_PIN,LOW ); } else { digitalWrite( LED_PIN,HIGH ); }
if ( tmr2_f == 1 ){ tmr2_f = 0 ; 

Serial.print(" RPM = ");Serial.println( cnt_t * 600/76); 

} // if
}
ネットに有ったスケッチの数字部分を自分用に書き換えただけの物です。
これで記録した数字をオルタネータの減速比の0.71で割ればエンジン回転数が出ます。

とりあえず出来たので、早速ログを録って見ます。
エンジンはNAのノーマル状態にしてあります。
記録は合計3回録りました。
3回目の黄色い線は失敗しています。
縦軸は回転数、横軸は時間(0.1秒刻み)
イメージ 7


①でオルタネーターの、電源をONにしたので回転が少し下がります。
②でアクセルON
②~③パワーバンド前なので回転の上昇が鈍い
③パワーバンドに入り始める。
③~④パワーバンドなので回転の上昇が急激になる。
④の少し後、回転数のピーク約9500RPMくらい

なかなか、興味深いグラフになりました。
次はスーパーチャージャーを取り付けて記録を録ります。
予測では③~④の時間が短くなるかな・・・。


過給機テスト。

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いよいよ過給機をつけてのテストです。
過給機の取り付けは、簡単に終わるので早速テスト結果です。
イメージ 1

グラフを見れば、一目瞭然!
過給機をつけた方が、加速に掛かる時間が長くなってしまっている・・・。
計測結果からタービンを付けない方が馬力が出てるのが判ります。
もっと低回転からブーストが掛かるようにしないと駄目そうですね。(コンプレッサー自体を変更したほうがいいかも?)
音が勇ましかったので、もう少しましな結果に成る事を期待したのですが残念でした。

50cc過給機の結論

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前回の更新から3週間以上が過ぎました。
この3週間、インジェクションのサブコンを使い沢山の燃調を試してみました。
結果は、ほとんど変わらずパワーアップには至りませんでした。

結論としては、50ccノーマルエンジンで過給機の搭載は意味がありません。
仮説ですが、エイプFIのエンジンが3.7psで仮にタービンを回転させるために0.2ps使ってタービンで出力を5%増やしたとしても3.675psに成ってしまうので収支はマイナスです。
(数字は適当ですが、これに近い現象が起きてると思います。)

過給自体は0.1~0.08程度はできているので、もっと高出力のエンジンで試せば可能性が有るかも知れません。
もっと過給圧を上げられれば良いのですが、そのためにはさらにベルトやギアなどが増えて動作抵抗が増すので、その分を取り返せるかが問題です。
(個人的な印象では、無理っぽい)


今回の実験で使ったエンジンは、近いうちにヤフオクなどで売ります。(自分は、あまりFIのエンジンが好きではないので・・・。)
タービンを付けたままで売るかノーマルに戻して売るかは、まだ決めていません。

少し、仕事が忙しくなってきたので、次回更新は先になりそうです。
久しぶりにマイクロカーのエンジンをチューンするのもいいかも。


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